モチベーションを上げる作品が好き

まんが・アニメには，たくさんの愉しみ方がありますよね。
まんがは本当にたしなむ程度なので，詳しく語るなんて到底できません。そのまんがよりはよく作品に触れているアニメについて少しだけ書いてみます。

中学で習った音楽の授業によると，オペラは総合芸術なんだそうです。役者の演技，音楽性，ファッション，舞台装置としての美術，ストーリー性，といった具合で，いわゆる芸術のジャンル（文学，音楽，美術，演技）の主要な部分は全て網羅するという意味で総合芸術なんだと教わりました。オペラまできて，ひととおりの芸術は完成したんだとか何とか先生がおっしゃっていたのをおぼろげな記憶から引っ張り出してみました。

アニメにも似た要素があります。ストーリーが好きな人，音楽が好きな人，絵が好きな人，声優が好きな人，全体の見せ方が好きな人，様々な愉しみ方があるように感じています。趣味なんて多様であって良いわけですから，色んなジャンルで愉しめるに越したことはありません。

さらに，ストーリーだけに絞っても，（interestingの意味で）面白いもの，考えさせるもの，かっこいいもの，ほのぼのするもの，癒されるもの，腹を抱えて笑うもの，わくわくドキドキさせるもの，ニヤニヤさせるもの等，受け手の方が感じる感情で分けただけでもジャンルは様々あると考えています。

これだけ分野が分かれているのだから，単にアニメ好きといっても，愉しみ方は様々あるわけで，私の愉しみ方が他の人と一緒なのかどうかもよく分かっていません。ただ，私は比較的にストライクゾーンが広くて，いろいろなジャンルのアニメを愉しんでいる方だと思います。

そこで，好きなまんが・アニメを何か１つの分野に絞って紹介してくれ，と頼まれたとしたら何て答えるのだろうと考えてみました。

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私は視聴後に，頑張る気になれる，モチベーションが上がる，まんが・アニメが一番好きです（あるテレビ番組では，「あなたが日常生活において生活態度を変えるきっかけになった出来事って何ですか？」というアンケートに対し，「映画を観ること」「まんがを読むこと」等が上位に入っていたことを想起しています）。なぜ，視聴後にモチベーションが上がるのか，詳しく分析するに至っていません。今後ゆっくり考えてゆきたいとは思っています。まんが・アニメの力みたいなものがあるのだとしたら，私は視聴後に，頑張る気になれる，モチベーションが上がる，まんが・アニメの力を信じたいと思います。

とにかく，作品を観るだけでモチベーションが上がるというのは，日常生活でものすごく役に立つものだと思います。法律関係の職に足を突っ込むと試験尽くしの人生を送ることになります。毎回お腹がキリキリ痛くなる試験ばかりです。この期間，高いモチベーションを維持し続けることは非常に難しい。友人と騒いだりしてリラックスする方法って大事だと思うのですが，他人が毎回都合よくスケジュールを空けてくれるわけがありません。自分１人でなんとかしないといけない状況って必ずあります。それをどうにもできない人が，鬱になってゆくのでは，と心配しています。そんなとき，まんが・アニメでモチベーションアップが図れたら最高じゃないですか。と私は思っています。だって，自分１人でできることじゃないですか。というか，私は実際に，まんが・アニメに救われてきた部分もあると考えています。

さて，そこで，2006年以降に私が接した作品の中で，視聴後のやる気アップに繋がった作品を並べておきたいと思います。なんだか，私の人物像が透けて見えてきそうですね。

３月のライオン（まんが）
ベイビーステップ（まんが）
スキップビート（アニメ）
銀魂（アニメ）
働きマン（アニメ）
貧乏姉妹物語（アニメ）
おおきく振りかぶって（アニメ）

※（）内は，私が触れた媒体の種類

ほかにも挙げようと思えばあるのかもしれません。もっと，ゆっくりとこのネタで考えてみたいところです。
そんなわけで，あんまり深く考察できていないのですが，共通点があるとすれば，

「主人公が情熱をもっていて一途に努力して生きている」
「情熱の由来，動機が純粋に自分（「身内」に拡大可能）のためである」
「内容が重たすぎない，展開に一応の希望がもてる」

だと思います。あれ？?1の要素がない作品が混ざってるんじゃない？？という疑問を持たれる方もいらっしゃるかと思います。たぶん，私の着眼点が変なのでしょう。同じ視点から眺めてもらえることができれば，きっと何かしら共感をしてもらえる。。。はずです。同じ視点で見ろ，というのは何ともおこがましいので勿論ひかえます。

良さが伝わって共感してもらえたら嬉しいので，いつか，それぞれの作品の良さを書いてみたいと思っています。司法試験を直前にして何をしているのか。。。